先日、銀座のバートックギャラリー様で開催されている『色彩少女図鑑』にお邪魔してきました。
【詳細】
*色彩少女図鑑
場所:Bartok Garalley ( hp )
2019年2月12日(火)~2月18日(月) 14日(木)休廊 13:00~18:45 (最終日 午後5時)
多彩な少女の作品
私自身、こういう画廊やギャラリーでの展示会に足を運ぶのは初めてだったので、作法(?)のようなものが全く分からず……えいっと突入してしまいました。
すると中には人が二人……。
私は人見知りをしてしまうものですから、目を合わせずにふぁ~っと見て帰ってしまおう!話の邪魔したらあれだもんね!!と思っていたところ、すかさずギャラリーのご主人が気さくに話しかけてくださいました。
(片方の方がご主人だったのですが、そうかそういう人がいるよな…!ってなりました。本当に何も分かってない)
そのままお話に加えてくださって、お茶とチョコレートまでごちそうに……。
(ちょうどバレンタインデーの前日だったのです)
入る直前が一番緊張したのですが、とてもアットホームな空間で色々とお話を出来たのが楽しかったです。勇気を出して突入した自分を褒めてあげたい。
もう一人いらっしゃった女性の方は社会人になってから絵を習い始められたそうで、過去に描いたイラストなどを見せてくださいました。社会人になってから、ってなかなかハードルが高そうですが、そういう選択肢もあるのか~やっぱり絵っていいな~~と思いました。
一番盛り上がったのは最近のデジタル画材の話ですかね。
私は普段clipstudiopaintを使って絵を描いているのですが(便利なので離れられない…)やはり昔はそんなもの無くて、デジタルといえばアナログ原画をスキャンしてフォトショやイラレ(?)で色をつけるのが主流だったようです。
展示されていた絵の中にもデジタルで描いたものを印刷して額縁にいれてあるものもありました。特にアナログの方が良いとかデジタルの方が云々と言う気はありませんが、どちらも良さがあって、それらが一緒に展示されているのが面白かったですね。主流はデジタルになってもやっぱりアナログって消えることは無いでしょう…紙に線を刻み付けるあの感覚、絵具を吸わせる瞬間の喜びったら人間の本能に近い気がします。(最近アナログやってないけど!!!!!)
展示されている絵はどれもこれも素敵でした。絵にはもちろん一人ひとり個性があって、選ばれている額縁にもセンスを感じました。(額縁に入れて映える絵って本当にすごい……)
Twitterなどでもたくさんの人の絵を拝見しているのですが、やはり実物ってそれぞれ大きさがあるし、作者から『作品』として産み落とされているという感じが…なんというか、圧倒されました。
私はこういう展示をじっくり見るのは苦手だと思っていたのですが、全然そんなことなかったですね。ず~~っと見ていられました。それも、無心で。この点が嬉しい!無心。こうやって荒探しをするでもなく感動している自分に感動するでもなく、作品を眺められることってとても幸せです。
最近同人イベントに参加することが多かったので、作者さんがすぐ目の前にいる&立ち止まると通路を塞いでしまうかもしれないという状況がゆっくり作品を鑑賞する場としては向いてなかったのかもしれないです。家に持ち帰ると大体、キ…キタナイ部屋()が背景になってしまってすこし印象が変わってしまう…。
なんというか、今回は本当に気軽な気持ちで立ち寄ったところで思わぬ出会いや経験を沢山してしまいました。人生何が起こるかわかんないね!結局1時間以上…閉館間近まで居座ってしまいましたし、なんと…額縁に入った絵を……購入させていただきました……!(行く前は絵を買うだなんて…!そんなつもり全く無かったのに!)
というわけで展示会が終わったら絵を受け取りに行って…の前にキタナイ部屋を掃除しなきゃなのです。頑張ります…。
なんだか長文になってしまいました。
それではこの辺で。
0コメント