友人にvitaを借りたのは去年の今頃。それから20時間ほどプレイし、つい先週まで放置してしまっていたペルソナ4ザ・ゴールデンをやっとクリアしました。
プレイ時間は82時間。
……つまり、1週間で60時間!?
どうりで最近眠かったわけだ……。やらなければならないことを完全に放置。もうすぐ終わるだろうと思い続けて毎晩毎晩夜更かししていたら、やらなければならないことの期限は明日まで迫っておりました……。
クリアまでにこんなに時間がかかってしまったのは、恐らく難易度をnomalにしたからです。ATLUSゲーの洗礼を受けました。30分で3回殺されたときは流石に叫んだ。これ、hardでやる人とかどんだけマゾなんですか……。(今までeasyで生きてきたので…)
そんな話は置いておいて、私はペルソナ3(ポータブル版)をプレイ済みなのですが……P4Gはオープニングから全然雰囲気が違うのでびっくりしました。メインカラーが黄色というのもあってP3に比べると圧倒的に明るい。どうしてかそれを見て泣きそうになったのを覚えています。これが高校生やぞキタロー……。
主人公の名前は金平(きんぴら)ごぼうくん。いつも主人公の名前は海鮮うに~で始めますが、これはペルソナQの名残です。
思えば、初めてのペルソナはQでした。絵が可愛いけど一人称視点(?)怖いな…となかなか勇気が出なかったのですが、ブックオフ様で安かったのでお買い上げ~したのです。そこで、キタローと荒垣さんが可愛くって……P3Pをプレイし(心が死んだ)、今に至ります。
QではP3組はぎくしゃく、P4組はわいわいしているというよく対比をされていますが、これが高校生やぞキタロー(2回目)。
なかなか楽しい1年間でした!では以下ネタバレご注意です。
▽国(世界)を造るもの
まず主人公君(以降、番長と記述します)が最初に使うペルソナはイザナギ。アルカナはもちろん愚者。
イザナギって聞いたことあるけどどんなんだっけ~と調べてみたところ、日本神話において国を造った神様で、国造りの途中で死んでしまった嫁のイザナミを生き返らせようと黄泉へ向かう話が有名なのですね。
……………オルフェウス!????!!!!!!
しかも2人とも嫁の顔見ちゃって失敗してるし。境遇が同じ神様なんですね……。元ネタが一緒なのか…?海で隔てられたこの日本での神話と完全に一致するとか……すごいな…。
ちょっと気になったので調べてみました。→神話で、オルペウスと…
知恵袋でわかりやすい答えがあったので載せておきました。やっぱり、ヨーロッパから伝わったものが地域に合わせて脚色されていったのではないかな、と。世界って広いんだか狭いんだか……。
今回の舞台は、3とは打って変わって田舎町。都会は都会のよそよそしさ、ヒエラルキーとか、誰かと一緒にいてもなんとなく寂しい、みたいな雰囲気もありましたが、田舎特有のあのぐつぐつした感じは流石でしたね。近所の繋がりは切っても切れないものがあって、良くない噂や空気はすぐに町全体を包みます。小西弟のコミュがとっても辛かった。
そのなかでも特に、「みんなと同じ」が上手くできない人たちが、仲間として集まったのが特別捜査隊だったと思います。(陽介も「俺ら、はみだしものたちの集まりみたいなもんだもんな」と言っています)
完二や直斗は特にそうですが、彼らは生まれ持った性別や個性と、社会の不文律のようなものとの齟齬に苦しめられています。今となっては性別の話はTwitterなどでよく見かけますが(それでもやはり認知は低いと思います)、これを当時話題に出したのはなかなかすごいことだと感じました。
それでもコミュを進めていくうちに自分の「世界(居場所)」を見つけていく仲間たち。イザナミ戦で生まれたアルカナ「世界」でようやっと合点がいきましたが、番長のペルソナ、イザナギの国造りの素質ががっつり生きてますよね。
もちろん、番長にとっては慣れない土地で自分の居場所を造ろうと行動した結果なのです。この作品を通して、誰かが誰かに世界を造ってあげて、その連続で世界は出来るのだなという一つの価値観をいただけました。
直斗の台詞「僕は、生かされているのだ」。
人と人の繋がりというものを改めて考えさせられます。
▽前作との繋がり
修学旅行では辰巳ポートアイランドに行きましたね。月光館学園では伏見さんが生徒会長(?)になっててわ~!ってなった。p3pでは結局コミュmaxにできなかったけど……。一緒にスピーチを考えてもらった憧れの先輩というのは美鶴先輩かな?
もともとp3とp4はストーリー的には全然違うよ~と聞いていたのですが、世界線が同じということを改めて認識させられて、やっぱりこれはキタロー達が守ってくれた世界なんだな、と強く感じました。
シャドウの世界がすべての人に等しく訪れていたp3の世界って、マヨナカテレビの霧が常に外に漏れだしている状況だったんだなあと。今作で霧に包まれていた年末ですが、人々の様子が無気力症と似ていましたね。
心の海、つまり人々が共有している無意識の世界が現実に漏れ出している状況は、周期的に表れる自然現象だと思うのですが、それが世界全体まで及んでいたp3は本当の「世界の終末」だったのだなあと。
キタローが残した宇宙で新しい世界を生んだ番長、って、最高ですね……。
また、P4Gではタイトル画面から番組みたいなのが見られたのですが(無印もかな?)江戸川先生の講義を聞いて、ますますペルソナの世界観に引き込まれました。作中でも前作より「ペルソナ」とは、「シャドウ」とは、という話がされていて、今まではこれもタイトルごとに解釈が違うのかな?と思っていたのですが、そうではない。(と、私は信じている)
わざわざ江戸川先生が出てきてるもんね!新しいキャラ出してもいいところを……月光館学園で話していますしね。
p3をもう一度プレイしたくなってきた~!ATL〇Sさん!!!!!!!!!!fesごとps4に移植してください!!!!!!!!
そんなこんなで今まで気持ち悪いなと思っていたシャドウですが……ちょっと愛らしく見えてきました。おとなしく先制攻撃されてね。
▽クマという存在
特捜隊の中でも格別異質な存在として描かれているのはクマ。その正体はシャドウから生まれた存在ということが分かりました。それにしても、ベルベットルームにいたとき気付きましたが、クマ、あの場所ぴったりすぎん?エリザベスをはじめ、あそこにいる人たち外国人風だし……。
コミュもストーリーを進めると上がるというシステムで、重要な存在なのだなということはすぐわかります。
これ…………すごく望月綾時みがあるんだよな……。
碧眼…美少年……シャドウ……。
「みんなに好きになってもらいたくて、こんな姿になった」
「自分は本当にからっぽだった」
テレビの世界の王子様という解釈……完璧な偶像……混沌としているはずの抑圧された無意識の集合体による純粋な結晶…。
初めは主人公がイザナギということもあって、テレビの中の世界は「黄泉」だと思っていました。主人公と一緒にテレビに入るから、みんな黄泉帰れるのだと。だからクマは幽霊なのかな……?とも推測していましたが、そうではなかったですね。
p3でキタロの中で封じられたシャドウがファルロスに、そして綾時が生まれたように、シャドウも人間の姿になれる。
だからこそ一時の夢のようで……何回もだいすきだよって言って、何回も振り向きたくなる……ク、クマ~~~!!!!!!!!ずっとここにいて~~!!!!
バッドエンドでは総じてクマが元の世界に帰ってしまうのが悲しい。私はイザナミを倒して真エンド(?)を迎えましたが、やっぱり一番良かったですね…。
ペルソナシリーズはこう……色んな意味で「分かりにくい」シナリオだと思います。たくさん考えなきゃいけない。すっかり失念していました。バカ野郎。
だから多分、何年かしてまたふとプレイしてみたら印象も変わるんだろうな。変わっててほしいなと思います。あと、ふとした言動とかに新しい解釈を見つけたい。まあ……vita、借りものだから返すけど……。
というわけで今回はここまで。次は色んなエンディングをyoutubeさんで探して見てみて、その話をできたらなあ~と思います。
Twitterがうるさくなる予感しかしませんが、ここまで読んでくださってありがとうござました。
では。
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